2010年11月16日

書籍:『2010第八届国際名茶評比頒奨大会専刊』

s-国際名茶評比.jpg 『2010第八届国際名茶評比頒奨大会専刊』
   林芝銘・台湾茶協会編輯部編、台湾茶協会発行

 第八国際国際名茶評比評委審評報告
 両岸評茶方式紹介
 世界佳茗大奨―――獲奨茶紹介
 各国茶道/茶芸表演
 茶業学術論文
 編者語


今回受賞したお茶の中に、中国茶、台湾茶と並んで静岡県の丹野園さんの川根茶がありました。きっと素敵なお茶なのでしょう。

興味津々です。


posted by bunjindo at 12:39| Comment(0) | 茶人的豆知識 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

書籍:『上海游記・江南游記』

芥川.jpg『上海游記・江南游記』芥川龍之介 講談社文芸文庫

お茶と関係がなさそうな本ですが、じっくり読んでみると、ところどころに芥川が中国で訪れた茶館の風景や口にしたお茶などのことが記されています。例えば、「江南游記 二十四古揚州(中)」に、こんな一節があります。

〜〜しかし水門を抜けてからは、水も前程臭くはない。景色も画舫の進むのにつれて、だんだん美しさを加へるようである。殊に或竹林の後に、古い茶館が一軒ある、―――その辺の名前を聞いて見たら、緑楊村と云ふのは風流だった。実際そう云われて見れば、茶館の卓子を囲みながら、川を見ている連中の顏も、緑楊村裏の住人らしい、泰平の相を具えている。〜〜

茶館と市井の人々との関わりが見えてくるようです。
芥川龍之介は『上海游記・江南游記』で当時の中国を辛辣に皮肉っていますが、そこにこの国への憧憬と敬慕さえ感じます。『上海游記・江南游記』は何十年も前に書かれた文章ですが、古さを感じません。中国を旅する前に、或いは、旅した後に一読して、芥川の見立てを再評価してみても面白いのではないでしょうか。

『上海游記・江南游記』はAmazonでも購入できるようです。
posted by bunjindo at 01:17| Comment(0) | 茶人的豆知識 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

書籍:『紫玉暗香 2008南京博物院紫砂珍品聯展』

s-紫玉暗香.jpg
 『紫玉暗香 2008南京博物院紫砂珍品聯展』
   龔良編 南京博物院・成陽芸術文化基金会

  序一 
  序二
  玉渓泉水流到今―――江蘇省出土紫沙器
   江蘇省出土紫沙概述
   展品
  

  雅俗共賞競風流―――南京博物院蔵紫砂器
  南京博物院紫砂展品導覧
   展品
  在那波涛尽頭処―――台湾成陽芸術文化基金会蔵外銷紫砂器
   欧州的宜興紫砂器
   17、18世紀外銷欧州紫砂壺的風格与特徴
   展品
  来自宜興的報告―――宜興市丁蜀鎮羊角山窯址、蜀山窯出土紫砂標本
  明代紫砂壺政策工芸的”前大彬期”
   展品
  中英文参考書目

写真もクリアで相当数の紫砂壺が掲載されています。特に、欧州及び東南アジアに輸出された紫砂壺がたくさん掲載されていますので、従来の純東洋的な紫砂壺観を変えるよいきっかけになる一冊ではないでしょうか。ヨーロッパ向けの紫砂壺の特徴などをまとめた論文も掲載されていますので、一読の価値があります。古本屋さんで見つけたら、是非手に取ってみてください。
posted by bunjindo at 14:09| Comment(0) | 茶人的豆知識 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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