2013年04月26日

大嶺村の九曲紅梅ーーー2013年4月25日。

如意尖の地図2.jpg杭州西湖区周浦郷大嶺村は杭州市内と富陽の間辺りにある村です。赤丸のところがそうです。








如意尖の地図.jpg双霊村、上堡村などの村をまとめて、「九曲紅村」と名付け観光地化に向け整備が進められていました。








芽.jpg2013年4月25日の大嶺村の茶樹です。こちらの茶樹の品種は龍井43号と群体種がメインだそうです。左の写真は龍井43号です。4月25日(訪問した日)に剪定したということでしたが、夏に向けての新芽が出ているのが見受けられました。緑茶も紅茶も同じ茶樹から作る事が出来ます。3月中旬から4月中旬までは緑茶(龍井茶)に、4月中旬以降は紅茶(九曲紅梅)になるために摘み取られ続けていましたが、この茶樹は今日で今年の役割は終え、休みに入るようです。昔は秋まで取り続けていましたが、人件費が高騰している昨今の中国事情を鑑みると、4月下旬で茶樹を休眠させるというのがベストな選択のようです。今回拝見できたのは、今年最後の製造となる龍井43号と群体種の九曲紅梅(紅茶)加工です。


摘み取った茶葉を萎凋させます。
萎凋には暗所で行うもの、室外で行うものなど様々あるようですが、こちらで行われていたのは室外で太陽光をしっかりあてて行う萎凋です。3-4時間萎凋させます。



萎凋後.jpgすると、こんな感じになっています。







揉み.jpgこちらの村では揉捻機は共同使用することになっているようで、萎凋を終えた茶葉を共同作業場に持ち込みます。






揉み2.jpg揉捻機で45分から1時間ほど揉みます。共同作業場には揉捻機がたくさん並んでいますので、皆さん、自分の家の茶葉を揉捻機にかけながら雑談しています。




揉み直後.jpg揉捻を終えた直後の茶葉です。細い茎わかめみたいです。まだそれほど香りはしていませんでした。






揉み後持ち帰り.jpg籠に入れ、各自家に持ち帰ります。布で包み、或はビニール袋に入れ、室外に放置し発酵を促します。ビニール袋を使用している農家さんが多かったように思います。ビニール袋は通気性が悪くむれてしまいそうに思いますが、構わず使用されていましたので、皆さんにとっては無用の心配のようです。


4時間ほどその状態で寝かせた後、乾燥機を用いて乾燥させます。170℃、7分でした。




乾燥.jpgその後、専用の場所で更に天日干しを行います。写真左のお茶が2時間ほど天日干しされた茶葉で、右が乾燥機から出たばかりの茶葉です。左の茶葉はより黒が深く手で揉みつぶせる程になっていましたが、右の茶葉は黒みが浅く手で揉みつぶせないほど水分が残っていました。


これで九曲紅梅の荒茶の出来上がりです。




飲み比べ.jpg2時間ほどの天日干しを終えた九曲紅梅と天日干しを始めたばかりの九曲紅梅を頂きました。

左が天日干し2時間後の九曲紅梅で右が天日干しを始めたばかりの九曲紅梅です。
水色も違いますし、お湯の中に浮かぶ茶葉の色も違います。右の方が茶葉にまだ少し黄色みが残っています。味も右のほうが青臭みがあり、紅茶とも緑茶ともウーロン茶とも違う口当たりでした。

龍井43号、群体種で作られた九曲紅梅をそれぞれ飲ませて頂きましたが、龍井43号のほうが甘みと味の深みがありましたが、香りは群体種のほうが抜群に良いように思いました。


※地図は百度地図からお借りしました。ありがとうございます。

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posted by bunjindo at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 茶人的豆知識 お茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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